秋分の日は、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」

9月20日(金)〜9月26日(木)秋のお彼岸です。
「お彼岸」は、「春彼岸」と「秋彼岸」の年2回、春分の日と秋分の日の前後7日間の事です。

お彼岸の初日を「彼岸入り」、春分の日と秋分の日を「彼岸の中日」、7日目の最終日を「彼岸明け」と言います。
「春分の日」と「秋分の日」の日は、国民の祝日です。

祝日法では、春分の日は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」、秋分の日は、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」と定められています。

また、春分の日と秋分の日は、昼と夜の長さがほとんど同じで、太陽が真西の方角に沈みます。
仏教の考え方では、西に、あの世が存在する場所があるとされている為、春分の日と秋分の日は、あの世と最も距離が近くなる日と考えられていました。

太陽が星々の間を移動していて、その通り道を「黄道」、地球の赤道を天にまで延長したものを「天の赤道」と言います。黄道と赤道はお互いに傾いている為に2点で交わり、その交点の一方を「春分点」、もう一方を「秋分天」と呼びます。
そして、太陽が春分天、秋分天の上を通過するその瞬間がそれぞれ「春分日」「秋分日」と呼ぶのだそうです。

天体の動きと、この世とあの世の間に、年2回のお彼岸があり、国民の祝日にしている日本文化の伝統は、すごいなあと思いました。

今朝、千葉県銚子で育った方から、ご自分が育った銚子近辺の方々は、「彼岸入り」「お中日」「彼岸明け」の3回お墓参りをしていると聞きました。
海の仕事に従事されていらっしゃる方が多い銚子では、人間を超えた〝自然〝と直結して生活をしている為に、目には見えない存在を大切にされているのだそうです。

どこのお墓もいつも綺麗になっており、神棚、お仏壇も大切にされてるとの事。
今回の台風15号の被害もほとんどなかったと聞きました。

成功者の特徴を研究して、5段階の発達理論を提唱したアブラハム・マスローは、晩年、自己実現の上の層に、超越、自己超越、至高体験を挙げています。
人間本来の姿で生きると言う事は、自己を超えた存在との繋がりの中で、と言うメッセージの様に感じます。

我が家は、年2回のお彼岸と父と母の命日に、兄弟家族が一緒にお墓参りをします。
その後の食事の席で、お互いの近況、世間話だけでなく、父の話し、母のことが毎回話題に上ります。
お父さんとお母さんが、こうして兄弟を会わせてくれているのだなあと感じます。
天に召された方の事を思い出したり、話をする事が供養になると、聞いた事があるので、兄弟家族みんなが集まれて幸せなだと思いますし、父と母が喜んでくれていると思うのです。

明日、我が家はお墓参りに行ってきます。

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